「輝いて生きる」  7/29  ペトロの手紙T3章8〜15節 
                           大嶋義太郎枚岡協会名誉牧師説教

 「クリスチャンは、どんな時でも希望に輝いているものです。」
私たちは自分が罪人でありながら神様の愛の中に生かされている事を知っています。
 枚岡教会のステンドグラスの三本の指は神様の行き届いた愛の確かさを表しています。
一本の指は父なる神様、次は子なる神様、次は聖霊なる神様を表します。
 この父、子、聖霊の三つの神様が独りの神様であると言うのが三位一体の神の信仰です。
 この信仰こそ神様の救いが確かである保障です。

 親指、これは父なる神様、この世界を創造し、支配する神様です。
この神様はイザヤ書46章3〜4節で『わたしに聞け、・・・あなたたちは生まれた時から負われ、
胎を出た時から担われてきた。同じように、わたしはあなたたちの老いる日まで、白髪になるまで、
背負って行こう。わたしはあなたたちを造った。わたしが担い、背負い、救い出す。』と約束してくださっています。

 次は人差し指、子なる神様です。人差し指だから人となった神様と覚えたら良いでしょう。
賛美歌に「主の受けぬ試みも、主の知らぬ悲しみも、うつし世にあらじかし。何処にもみ跡見ゆ」とあります。
神様は天の高みから私たちを守ってくださるだけでなく、私たちと同じ人間になって喜びも悲しみも共にしてくださるのです。  

 中指、これは聖霊なる神様です。心の中に入って来て下さる神様としたら覚え易いでしょう。
聖霊なる神様は、わたしたちの心の中においでになって、直接、神様の御心を教えてくださるのです。

 三位一体なる神様は、私たちの上から。私たちと共に。私たち中に。居てくださって、私たちを守り、
導いて下さるのです。失敗した時には、「私の胸に帰っておいで、ここはお前の力の源だ」と招いて下さるのです。

 
弱く、欠点が多く、罪深く、地獄こそ、私に相応しい私たちを、慰め、励まし、力付けてくださるのです。
 
神様を信じて『輝いて生き』ましょう。